焦る時に自分に問う「自分は何の専門家?」デザイナーにとって不安や焦りこそが原動力

今週、海外でワーホリに行って、デザイン起業を目指している方と話をしました。その方に今の私がまさに「自分がデザイナーとしてこうなりたい」と言っていただけました。とても光栄である一方、どこか申し訳なくこそばゆい気持ちにもなりました。

その申し訳なさは「いやいや、自分もまだまだ。自分こそまだまだ。」といつも焦りを感じているからだと思います。

日本だけでなく海外ではかなりハイスペックな能力の方々と出逢います。その度に、落ち込んだり焦ったり。。。

でも、そんな時に「いや、ちょっと待て、自分は何の専門家や!?」と問います。

私は、デザイナーで、その分野の専門家であり、そこに弛まない努力を長年続けてきた事だけが、自分の中の軸となる部分で一本の根を張る木となっている事に気づき、安心と誇りを感じました。

デザイナーは結局、その自分の中の一本の木をどう折れずに太くしていくたかの日々の積み重ねこそが重要なのだと思います。

そして、積み重ねれば積み重ねるほど、その軸から色んな分野への枝ができてきます。

その枝を広げ、大きな木にするためには専門分野以外のことも学ばないといけません。

私の場合は、日本でグラフィック専門だったのが、渡仏後にWEB、ブランディングと広げていったように、新分野へはまたゼロからの挑戦です。

だから、きっとデザイナーという職業は生涯を通じて学び続けるもので、

私も毎日、焦りながら成長したいと願っては、新たな知識を吸収し、毎日小さい一歩を積み重ねていくのだと思います。

焦りや不安こそが原動力

新分野に挑戦しては、夜寝る前に「今日はあかんかったなー、でもあかんかったと分かっただけでも成長やな。」と自分に言い聞かせたり。

得意分野の、デザイン以外では不器用なので、時間がかかりすぎてしまい、外が暗くなってるのを見てため息をつく日も。

そんなときこそ、とサロンメンバーや他のクリエイターから受け取る刺激で「落ち込んでる暇はない、自分も頑張ろ」と活力になっています。ありがたいなと思います。

デザイナーの世界は、横のつながりがとても大切です。

一人でできることは限られていますが、専門家たちとチームを組むことで、大規模なプロジェクトにも挑むことができます。

このサロンは競合を育てる場ではなく、世界中にネットワークを広げ、互いに成長でき協力できるコミュニティになると感じています

この活動を通じて、自分も含め多くのデザイナーが新たな気づきを得たり、成長のきっかけになる事を願っています。

そしてそれが、私が目標とする「デザインで、世界を繋ぐ!日本の良いものを世界に届ける!」ということにも繋がると信じています。

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